仏教徒的に正しいお酒の断り方

先日、Twitterで仏教的に正しいお酒の断り方を尋ねたところ、様々なお答えをいただきました。その中にこれからお酒を断るならこれだな、と思った名回答がありましたので、記録の意味もかねてエントリーにしておきます。

その答えとはこちら。

「医者(医王=釈尊)に止められている ので。」嘘にはなりませんw RT @yuzuki_m 【緩募】お酒の上手な断り方。
from naagita 7:48 PM Jan 15th from web

教えてくださったのは、日本テーラワーダ仏教協会の佐藤哲朗さん。さすがに仏教徒的に押さえておきたいツボを外さない名答だと思います。ぜひ今後は使っていきたいと思いましたので、ここから少し仏教徒的に押さえておきたいツボをいくつか考えてみました。

ポイント1:ウソはつかない。

仏教徒として戒律を守りたいと思って飲酒を断っているわけですから、たとえ同じ病気路線で断るにしても「肝臓が悪いから」などの具体的な理由を挙げてしまうと、ウソをつくことになってしまいます。それじゃあ「医者」というのは良いのかという話になるかと思いますが、仏教的には人の苦しみを癒す医者のなかでももっとも優れているのが医王であるところのお釈迦様、という位置づけになるのでまったく問題はありません。

ポイント2:飲みニュケーションの土俵に乗らずともすむ。

また、「車で来ているから」とか「今日は予定がある」のように問題を先送りする断り方ですと、「じゃあ代行で帰ればいいじゃないか」とか「次は飲めよ」とか、果ては「俺の酒が飲めないのか」的飲みニュケーションを迫る人もいたりして、どうにも断る理由として弱いものがあります。相手に医療措置上理由と言う誤解を与えてしまうことになるとはいえ、体に悪いとなればさすがに罪悪感も手伝って無理やり勧める人も少なくなるのが良いところです。

ポイント3:信仰上の理由であるところをそれとなく伝える。

また、異なる信仰を持っている方にも、できれば自分が信念に基づいて行動しているところを見せておきたいところ。かといってそれを全面的に押し出すのも無粋になってしまうので、お医者さんというオブラートに包みつつそれとなく「お釈迦様=医王」と知っている人には伝わる可能性もあるという非常に紳士的かつそのあたりがわかっていればさらに深い話に持っていくことも可能です。

と、簡単に仏教徒的に正しいお酒の断り方を考えてみました。いかがでしょうか。どうしても断りにくい場合には、このような答え方をされてみてはいかがでしょうか。

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  • つげ義春「二岐渓谷」『つげ義春「旅」作品集 リアリズムの宿』より
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